ローマ人への手紙8章14〜16節 14 神の御霊に導かれる人はみな、神の子どもです。 15 あなたがたは、人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。 16 御霊ご自身が、私たちの霊とともに、私たちが神の子どもであることを証ししてくださいます。※⑴
創造主なる神様を「父」と呼ぶことに抵抗を感じる人は多いと思います。素晴らしいはずの神様が私たちの不完全、あるいは悪い父親と並べられると気持ちは決して良くないかもしれません。しかし、神様の恵み深い愛の贈り物を届ける聖霊様は、キリスト者に「アバ、父」と呼ぶ心を育んでくださいます。
父親像と「天のお父様」
イエス様は人間の父親全般に対して、「あなたがたは悪い者であっても」と述べられました(ルカ11章13節)。父親は、良くても、愛ではないことをします。悪ければ、意図的にも子に傷を付けるかもしれません。そして父親の悪い例を経験して、神様を「天のお父様」として受け止めづらいと思うかもしれません。
しかし、人間の父親か、神様か、どちらが「本当」でしょうか。最初に経験するのは親子関係であっても、それは「原型」ではありません。むしろ、「原型」は父なる神様です。人間の父親は不完全な「模型」です。※⑵ だから「本当の父親」は本来の父なる神様です。
聖霊なる神様の助けによって、父なる神様との関係が生まれます。聖霊が心に信仰を起こさせると、人はイエス様に信頼を寄せ(自分を委ね)、罪を告白して神に近づこうとします(悔い改めます)。こうして、聖霊様からの働きによって、神様と生きた関係(永遠のいのち)を持ちます。
ローマ人への手紙8章14節「神の御霊に導かれる人はみな、神の子どもです。」
ヨハネの福音書1章12節「この方《イエス様》を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」
イエス様に信頼すると、イエス様の正しさゆえに神様に、しかも愛される子として認められ歓迎されています。
大胆に父なる神様を呼ぶように
ローマ人への手紙8章15節 人を再び恐怖に陥れる、奴隷の霊を受けたのではなく、子とする御霊を受けたのです。
気持ちが最初から付いていかなくても、これが現実です。父なる神様の前で、安心して良いです。全てのクリスチャンに、本当に良い父親があります。あなたは奴隷ではありません。
ローマ人への手紙8章15節 …この御霊によって、私たちは「アバ、父」と叫びます。
「アバ」はアラム語(ヘブライ語に近く、イエス様の時代によく使われていた)で「お父さん」や「パパ」のように、小さな子供が父親に対して使う親身な言葉でした。聖霊様によって、それを使うことができます。しかも、遠慮なく、熱心に、必死にでもそう祈ることができます。
聖霊様の「証し」
日本では、本籍の「証し」は戸籍謄本です。そこに、だれどどの家族関係にあるかの続柄があります。天国の本籍を持つ人は、その本籍を証明する書類を持ちません。その代わり、心に証しする神様ご自身がおられます!
ローマ8章16節 御霊ご自身が、私たちの霊とともに、私たちが神の子どもであることを証ししてくださいます。
クリスチャンは神様の子です。悪魔は「お前のような罪人は神様と似ていなさすぎる。神の子ではないだろう」と責めたら、「確かに私は神様に似ていない部分は多いけど、心はすでに変えられた。私は自分の行いではなく、イエス・キリストを通して、神様の子とされている」と返すことができます。神様に
注
※⑴ この記事の全ての聖書箇所は 新改訳2017より。©2017新日本聖書刊行会。
※⑵ 最初の人間(また父親)アダムにとって、神様は「父」でした(ルカ3章38節、創世記5章1〜3節)。