教会の人が増えて、守られるように」(主の祈り10)
マタイ6章10節 (「御国が来ますように」④)
ウェストミンスター小教理問答第102問の答えは「御国が来ますように」について続けます。「恵みの王国を進展させ、私たち自身と他の人々をそこに入れ、その中に守ってくださるように…ということです。」恵みの王国、教会が多くの人を迎え、加わる人が逸れないように、と願います。
見える組織と見えない普遍の教会
まず、私たち人間は神様のご計画と人の心が見えないので、名簿や信仰告白で「見える教会」に誰が入るかしか分かりません。そのため、信仰あるのに教会に入っていないように見える人はいるかもしれないし、信仰がないのに誤って教会員であると言われる人もいます。
本当に神さまの家族に含まれている人々に限った、「見えない教会」は、全時代にわたり、全世界のどこでも本当にキリストを信じて神に従おうと決心した人々を含みます。神様のみ、その全貌をご覧になっています。 私たちは神の国が来るように祈る際、目に見える教会の姿が広く強くなることを願っていますし、同時に見えない教会も実際に着実に進むことを願っています。
人が増えるように
最近の説教シリーズでにおいてエペソ人への手紙で見ているように、人が救われること(2章前半)は、神の民・家族・家である教会に入れられることと密接に繋がっています(2章後半以降)。「恵みの王国」である教会の進展の一面は、人が加わることを意味します。
これは聖霊(御霊)の働きに拠ることです。ヨハネ3章5節でイエス様はニコデモに言われました。「人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。」私たちは、聖霊様が働いて、私たちだけでなく他に多くの人をも変えて、霊的に生まれ変わるようになさることを願い求めます。信仰を告白するだけでなく、本当にキリストを信じ始めるように祈ります。
人が留まり成長するように
「御国が来ますように」と祈るなら、受洗者の数だけでなく、受洗者人の霊的健康をも心に留めます。事務的に言うと、別帳会員と除籍の数にも目を向けます。一人一人が本当に永遠の命の喜びを味わい続けるように、言い換えると教会の「中に守ってくださるように」祈ります。
離れている人のために、戻って来ることをも祈ります。でも私たちは誰が戻ってくるか分かりません。それは見えない教会が将来、よりはっきりしてくる中で分かってきます(マタイ13章3-23節)。とにかく私たちは信仰を告白した全ての人のために祈りましょう。
将来の教会員、今の教会員について
誰が教会に加わるか、私たちはびっくりするでしょう。誰が離れるかについても驚くことはあるでしょう。全て神様に委ねつつ、祈りませんか。
例えば信徒総会の資料で名簿のリストを読み、祈ることができます。心が神様と教会から離れている方がいるかもしれません。でも信仰が再び燃えるように、神様が守り続けてくださるように求めます。もし彼らが本当に救われていなかったなら、恵みの王国が今度こそ本当に彼らを包み、広がるように祈りたいと思います。
引用について
・聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会。
日本基督改革派教会信仰規準翻訳委員会改訳(つのぶえ社、1990年版)http://www.rcj-net.org/resources/WCF/text/wsc.htm